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About us

企業理念

共に生きる 明日を作る お手伝い Social Marketing Office GGP

 社名のジージーピー(GGP)は、ぐるぐるプラネットの略。すべてが循環する惑星地球の、自然に則した社会づくりに貢献する会社という意です。地球上の元素の量は概ね不変ですが、森も海も刻々と姿を変えてゆきます。ほんとうのところ主役は元素であり、様々に寄り集まり分解し姿を変えて存在し続けます。元素にとって私たちは、一時の仮の姿でしかありません。だからこそ変わりゆく命の循環の中で、果たすべき役割があると思うのです。

 株式会社船井総合研究所に22年間在籍し、中小企業の経営コンサルタントとして200業種余りの企業や事業のお手伝いを経験した私にこれから求められる働きは、持続可能な社会であるために必要な新事業を作るお手伝いではないかと考えました。経営コンサルタントとしての知見に加え、帯広畜産大学在籍中から師事する中野益男先生のお力添えを得ることで、この役割を果たせると考えました。

なぜなら私自身が新規事業のプレーヤーとして率先して取り組むことができるからです。事業開発で最も大切なのは、率先する人の存在です。コンサルタントは支援するのが仕事であり、軍師はリーダーではありません。いま地域社会に足りないのは新事業を興すリーダーの存在でしょう。

 クロノーブの製造は、東北大震災後の被災地での活動を通じて親しくさせていただいている岩手県大船渡市はじめ東北各地の皆さんの大きな応援により着手することができました。創業2年目の2016年に復興さなかの大船渡市内に協力工場を得て、製造を開始しすることができたのです。この間に多くの牧場や厩舎などの優秀な飼育者、動物病院やクリニックの獣医師や医師、東京五輪に向けしのぎを削るトップアスリートなど本気でクロノーブを使っていただけるユーザーの皆さんとの出会いにも恵まれました。
 そして年の瀬も迫った今年(2020年)11月に北海道内に自社工場を操業することができました。25年余りも喋るだけで飯を食ってきた男が、50歳を過ぎて製造業をはじめ、数年でここまでこれたのは、協力応援していただいたすべての関係者の皆様と社員の皆さんのおかげです。いよいよこれから皆様の期待に応える事業づくりに邁進しなければなりません。クロノーブはとても汎用的な機能を持った製品であり技術です。全国各地にある地域資源と連携することで、地域経済に有益な様々な新事業が起こせると思っています。これからの仕事が楽しみです。

ジージーピー株式会社
代表取締役 藤崎泰造


SDGsの推進
「SDGs(エスディージーズ)」とは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称であり、2015年9月に国連で開かれたサミットで決められた、国際社会共通の目標です。GGPの設立理念はこの考え方に賛同するものであり、17の目標の中でも特に次のテーマには力を入れて取り組んでいます。

1
貧困をなくそう:ブラジルのスラム街であるファヴェーラで長年活動を続けるウテ・クレーマーさん。いつかは彼女のように貧困で困っておられる方のお役に立つのが弊社の夢です。
3
すべての人に健康と福祉を:アレルギー、肥満、過敏性腸症候群、自己免疫疾患、自閉症、うつ病等の21世紀病と腸内細菌叢の関連が示唆されています。これらの疾患の原因が究明され、苦しむ患者さんが一日でも早く、一人でも多く解放されることを望みます。
5
ジェンダー:男女の不平等はもちろんのこと、ジェンダーの多様性を理解し、世間の理解を促進する活動に取り組んで参ります。
8
働きがいも経済成長も:農業就労者の減少、それに伴う耕作地の減少、有害鳥獣の問題など、相互に関連している問題に対して新たなビジネスモデルを提案してまいります。
14
 海の豊かさを守ろう:弊社と岩手県南部の港町、大船渡は密接な関係があります。大切なビジネスパートナーの方たちと数々の活動に取り組んでいますが、牡蠣の陸上蓄養への挑戦は、その一つです。牡蠣漁師、水産加工業者が頭を悩ます問題として貝毒プランクトンの発生があります。これは牡蠣が有毒プランクトンを食べることで毒化し、その貝を人間が食べることで食中毒を引き起こします。その打開策の一つとして打ち出されたのが陸上蓄養です。このように海の環境保全に貢献できる活動にも取り組んでいます。
15
 陸の豊かさも守ろう:腸内微生物を出発点として、畜産を介した循環型農業、さらに大きなエコシステムの構築に貢献するのが、弊社の設立理念です。